健忘に注意しよう

白色の薬

ルネスタのような睡眠導入剤を服用する場合、服用後は速やかに眠る体制に入ることが推奨されています。
その理由として、睡眠導入剤を服用した際に起こる「健忘」という症状が起こってしまう可能性があるからなのです。

健忘症というとなんだか恐ろしい症状のように感じますが、とても簡単に言うと「酷い寝惚け」のような症状です。
その為、この健忘という状態になっていると何をしたのか全く覚えていないけれども、自分が知らない間に食事をしていた、誰かにメールを送ったり電話をしたりしていた、家族と会話をしていた、というような状態が起こってしまうのです。
一見笑い話にもなり得るこの症状ですが、実は非常に恐ろしい症状でもあるのです。
その理由として、自分は覚えていないけれども相手は覚えている、という非常にシンプルな理由があります。
何か会話をしている最中に約束事をした場合、自分は覚えていないけれども相手は覚えている、という状態が起こり得ます。
その為、もし健忘状態で仕事の話をしていて比較的重要な取り決めを行ってしまった場合や相手に迷惑をかけてしまった場合、最悪の場合非常に大きな損失を与えてしまい、更に社会的信頼も失ってしまう可能性もあるのです。

ルネスタ効果の特徴でもある「早く効く」というのは裏返せば「飲んだらすぐに眠る準備をしないとあっという間に健忘の症状が現れる可能性がある」という事でもあります。
なので、服用後に何かして眠くなったらベッドに……という風には考えず、服用したら眠くても眠くなくても、すぐに布団に入って眠る準備を整えるようにしましょう。